最近良く耳にする「イノベーション」って?

こんにちは。札幌のITコーディネータの阿部です。

今日はイノベーションのはなしです。

 

今年度より道都大学 経営学部でeビジネス論に加え、イノベーションマネジメント論も教えています。

 

イノベーションという言葉は最近は良く耳しますが、正確に理解している方は少ないように思います。

ただ、これはIT業界のような一時的な流行り言葉ではなく昔からある考え方です。

 

イノベーションとは「技術革新」!

 

判で押したように、こう連想されるのは1958年の経済白書で「イノベーション=技術革新」と紹介されたためです。

なっ、なんと、1958年と言えば、私もまだ生まれておりません^^)

時代は流れ、当時のイメージからは大きく変わっています。

 

今時のイノベーションとは

「新技術やアイデアなどを活用して新たな価値や市場を創造し、社会に大きな変化をもたらすこと。」

 

つまり新しい価値を創造するなら、技術は使わなくても、製品でなくてもOKです。

そしてポイントは「社会に大きな変化もたらすこと。」

なので、ちょっと便利になったり、ごく限られた一部の人にとっての価値ではイノベーションとは呼びません。

 

 

よく出てくる代表例として、「宅急便」があります。

これは確かに社会にとって大きなインパクトです。我々のライフスタイルが変わりました。日本の配送業は世界最高の品質で手元まで荷物を届けてくれます。

 

・スキーやゴルフに手ぶらで行くことができるようになった。

・クール宅急便を使えば生鮮食品を遠方まで送ることが可能になった。

・ネットショップで買い物することが当たり前になった。

 (書店で本を取り寄せなくても手元まで届けてくれる便利な世の中になった。)

 

などなど。

 

大学の講義ではシュンペーターから始まり、ドラッカーそして近年、注目されているクリステンセンの「破壊的

イノベーション」の理論まで体系的に学んでいきます。

受講生の中から、ジョブズのような、将来イノベーションを起こしてくれるカリスマが出れくることを願います。

 

 

ITコーディネータ 阿部 裕樹